linuxのメモ

Linux kernelの実装を解説していきます (対象ver 4.5)

2016-06-29から1日間の記事一覧

アドレッシング - pud_val()

概要 ページアッパーディレクトリの値を返す 詳細 pud_t型の値valを引数として受け取り、CONFIG_PARAVIRTと__PAGETABLE_PUD_FOLDED、CONFIG_PGTABLE_LEVELSの値によって以下のように処理が異なる CONFIG_PARAVIRTが有効でCONFIG_PGTABLE_LEVELSの値が4 PVOP_…

アドレッシング - native_pud_val()

概要 ページアッパーディレクトリのアドレスを返す 詳細 CONFIG_PGTABLE_LEVELSの値によって以下のように処理が異なる CONFIG_PGTABLE_LEVELSが3を超える場合 pud_t型の値をpudval_t型に変換して返す それ以外 native_pgd_val()でページグローバルディレクト…

アドレッシング - __pud()

概要 pudval_t型の値をpud_t型に変換する 詳細 pudval_t型の値を引数として受け取り、CONFIG_PARAVIRTとCONFIG_PGTABLE_LEVELS、__PAGETABLE_PUD_FOLDEDの値によって以下のように処理が異なる CONFIG_PARAVIRTが定義されていてCONFIG_PGTABLE_LEVELSの値が4…

アドレッシング - native_make_pud()

概要 pmdval_t型の値をpud_t_型に変換する 詳細 pmdval_t型の値valを引数として受け取り、valを値とするpud_t_型の値を返す

アドレッシング - __pgd()

概要 pgdval_t型の値をpgd_t型に変換する 詳細 pgdval_t型の値を引数として受け取り、CONFIG_PARAVIRTの値によって以下のように処理が異なる 有効 PVOP_CALLEEx()にvalが32bitの場合は引数を1つ、64bitモードの場合は第1引数valの下位32bitを、第2引数に上位…

アドレッシング - native_make_pgd()

概要 pgdval_t型の値をpgd_t型に変換する 詳細 pgdval_t型の値valを引数として受け取り、valを値とするpgd_t型の値を返す

アドレッシング - pgd_val()

概要 ページグローバルディレクトリの値を返す 詳細 pgd_t型の値valを引数として受け取り、CONFIG_PARAVIRTの値によって以下のように処理が異なる 有効 PVOP_CALLEEx()にvalが32bitの場合は引数を1つ、64bitモードの場合は第1引数valの下位32bitを、第2引数…

アドレッシング - native_pgd_val()

概要 ページグローバルディレクトリのアドレス返す 詳細 pgd_t型の引数からページグローバルディレクトリのアドレスの値を返す

準仮想化 - PTE_IDENT

概要 受け取った値をそのまま帰す 詳細 __PV_IS_CALLEE_SAVE()に関数名を渡すが、CONFIG_X86_32とCONFIG_X86_PAEの値によって引数として渡す関数が変わる CONFIG_X86_32が有効でCONFIG_X86_PAEが無効な場合(PAEが有効でないただの32bitモードの場合) _paravi…

準仮想化 - _paravirt_ident_x()

概要 受け取った値をそのまま返す 詳細 32bitモードの場合はu32型、それ以外の場合はu64型の引数の値を受け取り、値をそのまま返す関数 struct pv_mmu_ops構造体のメソッドとして使用されるため関数として定義されているものと思われる