アセンブラ命令 - K7_NOPx
概要
詳細
各数値が実行命令のバイト数を表しており、以下の命令が使用できる
それぞれの命令は以下に示すアセンブラ命令と同等である
1 : nop; 2 : movl %eax,%eax; 3 : leal (,%eax,1),%eax; 4 : leal 0x00(,%eax,1),%eax; 5 : leal 0x00(,%eax,1),%eax; nop; 6 : leal 0x00000000(%eax),%eax; 7 : leal 0x00000000(,%eax,1),%eax; 8 : leal 0x00000000(,%eax,1),%eax; nop; 5 atomic : leal dsp 0x00(,%eax,1),%eax;
5byteと7byteのNOP命令は2命令(nop + [4 or 7]byte命令)で形成されているためatomicに実行されない、そこで5byteのNOP命令を生成するにあたりDSセグメントへのオーバーライドプリフィックス(0x3e)を付加することで5byteの単一命令のnopを実現している
これは、jmp命令が5byteの命令になるため自己修正コードでNOP命令を関数呼び出しに書き換える際に頻繁に利用されるため、実効速度をあげるための施策であると思います
同様な用途としてGENERIC_NOPx、K8_NOPx、P6_NOPxが定義されています