linuxのメモ

Linux kernelの実装を解説していきます (対象ver 4.5)

ユーティリティー - _bnd()

概要

値をアライメントした際に必要なサイズを取得する

詳細

このマクロでは以下の引数を受け取る

  • 対象の変数を示す : X
  • アライメントする値を示す : bnd

Xのサイズとbndの値を加算し、算出した値とbndを否定した値の論理積を取得することでXbndでアライメントした値を取得する

これは、Xのサイズがbnd以下の場合はアライメントしたサイズはbndになり、Xの方が大きかった場合はbndの整数倍の大きさになることを意味する