linuxのメモ

Linux kernelの実装を解説していきます (対象ver 4.5)

バッファ操作 - ring_buffer_time_stamp()

概要

struct ring_buffer構造体の状態に応じたタイムスタンプを取得する

詳細

preempt_disable_notrace()でプリエンプションを無効にした上で、rb_time_stamp()に引数で受け取ったstruct ring_buffer構造体へのポインタを渡して実行しタイムスタンプを取得する

その後preempt_enable_no_resched_notrace()でプリエンプションを有効にして取得したタイムスタンプを返す

また、この関数はEXPORT_SYMBOL_GPL()によりモジュールからアクセス可能なシンボルとなる