文字列操作 - strncpy()
概要
文字列を指定した文字数分コピーする
詳細
この命令は主にdecl
、lodsb
、stosb
の3つの命令からなる
初めに、文字数のカウンタをデクリメントし、カウンタが負数になった場合は処理を終える
次にlodsb命令で%esiレジスタに割り当てられたコピー元の文字列の先頭アドレスから1byteを%alレジスタにロードする
その後、stosb命令で%alレジスタの値を%ediレジスタに割り当てられたコピー先のアドレスにコピーし、コピーした文字が0(終端文字'\0')でなければ繰り返し実行する
この操作により、コピー元の文字列を指定した文字数分コピー先のアドレスにコピーする。
また、この関数はEXPORT_SYMBOL()によりモジュールからアクセス可能なシンボルとなる